神のみぞ知るセカイ 感想まとめ

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※4/24完全版更新

2014年6月19日木曜日

神のみぞ知るセカイ26巻修正部と掲載時を比較してみる(第267・268話)

こんにちは。
今日は昨日お知らせしたとおり、神のみ最終巻にて加筆修正されたシーンの主な所を抜粋して紹介していきたいと思います。
最終巻ということで、過去最多だったのではないでしょうか?

さすがに全てと言うわけにはいかないので、FLAG267、FLAG268より気になった点をまとめてます。
※なるべく単行本バージョンのネタバレはしない方向で。
続きからどうぞ~





<ハクア関連の主な変更点>

・ノーラとの会話
まず267話最初に新ページが挿入されていましたね。その結果、ハクアとノーラの会話にも修正が。P186に関しては全体的に変わってますね。
ちなみに、第267話のときに気になった法「務」省についてはちゃんと、法「治」省に直っておりましたww

こんなシーンの追加も。二人のページが多くなってますね!


・エルシィが思い出せない・・・

今回の大きな変更点の一つ。
誰かいたような、っていうシーンですが、サンデー掲載時ではほんの少し触れただけで終了しハクアの出番はこれでおしまい、という何とも言えない感じになっておりました。
しかし・・・
単行本ではこんな感じにフォローが。

少しこのシーンの印象が変わったのではないでしょうか?
(個人的には、4コマとかでハクアとエルシィが出くわすシーンとかを見たかったですけども。)


<宿主関連の主な変更点>

・謎修正
いきなりですが謎の修正。268話での栞のセリフ、
「ヤケのやん八日焼けのナスビ」
「やけのやんぱちよ!!」に。何の修正やねんww

・歩美と結の会話
ここは大幅に変更されていました。単行本で言うとP224~ですね。
歩美と結のセリフが両方ともに修正が。
修正前
歩美)いつものあいつのペースよ!
    ちょっと騙されそうになったけど・・・
    あいつは人の気持ちなんてどーでもいいの!!
結)あーー楽しかった!!
   こんなすごい恋、もう二度とないかもしれないじゃないか!
   それに!!
   ボクはまだ桂馬くんをあきらめてないよ!!
修正後
歩美)いつものあいつのペースよ!
   普通はもー少し愛想よくするもんでしょ!!
   助けてもらって何よあの態度!!あの悪人!!
結)歩美は分かってないなー!!
  桂馬くんがボクらと仲良くしないのは・・・ボクらが好きだからさ!!
  つまり!
  ボクにもチャンスがあるってこと!

<ちひろ関連の主な変更点>

・茶でも飲みに・・・
このシーンには、なんと2ページも増えておりました!
かなり印象が変わるシーンじゃないかと思います。
重いゲームを以て海の近くを歩く桂馬の前にちひろが現れた場面ですね。ここ、サンデー掲載時にはほとんど会話がなかったのですが、
二人の会話が加わっております。

・桂馬の表情が・・・
今回の修正でちょっとあれ?となったところはこちら。
茶でも飲みにいかん、というシーンの桂馬の顔なんですが、
掲載時ではなんというか今までになかった表情が見られて割と反響があったのですが・・・顔がこのように冷静モードになってます


<天理ディアナ関連の主な変更点>

・ディアナとの会話
かなり雰囲気が変わったのではないかと思います。
まず初めに・・・最終回当時多くの方から、ディアナが全て素直に受け入れているのことに違和感を感じる、というお話を頂いておりました。
ここに関して、ディアナが怒っている場面が挿入。
「納得行きません!!天理は10年もこの時を待っていたのに・・・!」

この後に、掲載時に省略されていた言葉が描写されています。
「天理とのエンディングはない」という、ある意味優しく、ある意味残酷な手紙を書いた理由について・・・。

天理)桂馬くんがあれを書いた理由・・・今ならわかるんだ・・・・・・
『ボクらは全てが終わったら、別々のルートを歩いていくんだ。』
    桂馬くんはずっと苦しんでたんだよ・・・だから・・・
    終わって・・・よかったよ・・・・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いかかでしたでしょうか?
今回の修正、「満足した!」という方がいれば、「これじゃまだ足りない!」と感じた方もいらっしゃるでのはないかと思います。

本音を言いますと・・・
修正については満足ですが、まあもう少し続いて欲しかったよね、と。
10ページも追加された、とはいえそこで書けることは限られているはずですし。

何はともあれこれで、神のみの本編は本当に完結です。
若木先生、本当にありがとうございました!

10 件のコメント :

匿名 さんのコメント...

白抹茶さんのサイトは今までとても参考にさせて頂きました。最終巻を読んで私が思ったことは
たとえ追加10ページと少なくても最終巻ですべきなのは、作品全体のテーマである現実と向き合って見出した
「理想のセカイ」の解答もしくは方向性の提示。全編を通して描かれた「駆け魂と女神」事件の顛末でしょう。
とってつけた○○エンドもその修正も番外編でやればいい事です。空を見上げて締めればハッピーエンドが成立するのでしょうか?
エルシィも擬似家族が偽家族に変わり、義姉と親友を断ち切ったのが「目指したエンディング」と言っていいのでしょうかね

匿名 さんのコメント...

神のみ本編は完全に終わってしまいましたけど、ソシャゲはどうなってるんですか?白抹茶さんもやってるみたいでしたけどあれも終わったんですか?

時の旅団 さんのコメント...

微妙な修正ですが、ディアナの『天理は間違っていませんよ…』のカットの微笑み方も変わりましたね

誌上では確信めいてるような気もしましたが、これにより単行本では慰めてるようなニュアンスにとられるかもですね…

まぁ、昨日(19日)のTwitterで、天理にも思い入れがあると若木さん言ってたので、天理アカウントの動向に注目です

匿名 さんのコメント...

単行本発売して普通に読めない漫画はこれが初めてです。

世界を題材にした割に書くべきことが書かれてないのは問題だと思います。

匿名 さんのコメント...

個人的にはまだ回収していない伏線もあるとは思いますが終わりは終わり。単行本を早く帰国して買いたいものです。

匿名 さんのコメント...

ここのみんな批判してるけど自分にはこんな素晴らしい作品かけないってこと自覚したら素晴らしいラストに見えてくるはず 個人的には満足です

匿名 さんのコメント...

自分に書けないとか考えなくてよいと思う。
向こうはプロの漫画家でこっちは一読者なんだから。
むしろそんな理由で素晴らしいなんて言うのは失礼でしょう。

とは言え、そんなこと関係なしに僕は普通に見てこのラスト好きです。
天理で最後を締めているのがイイ!!
そして天理の健気な魅力がさらに増幅されている加筆!!
この部分、何度も見返したよ。

ただ一つだけ不満もあります。
26巻というよりかは25巻に対する不満。
香織のプロフィールは!?

フラグチェッカー さんのコメント...

お久しぶりです。
コメントはしてませんでしたが、たまにブログに来てみてましたよ。
それと、26巻発売おめでとうございます。
これで本当に完結のようです。
若木民喜先生とこのブログと関係者の皆さん本当にお疲れ様でした。

・・・ところで、9時間ほど前ですが、Twitterの天理の公式アカウントで考えなければならないツイートがされてましたね。
というのも、そのツイートの内容が10年前の洞窟でのことなんです。
10年前に起こったこと、FLAG,191の扉絵で高校生桂馬が小学生桂馬を見下ろしている場面。
26巻の加筆修正でも全く語られなかった部分が繋がってきそうです。
詳しくは実際にみてきてください。
それでは

匿名 さんのコメント...

追加されたハクア・エルシィのフォロー、「ごめんねハクア…」のシーン
作者の意図とは逆に、「エルシィの幸せに、ハクアはいらなかったんだね」と
エルシィがハクアを軽んじてるようなマイナス印象だって意見みて、
なるほど、違和感あったけど正体はこれだわって思いました。

単行本のあれだと、
エルシィが、能動的にハクアの恋心や友情を、ないがしろにして、
それを重く考えられない、素でヒドイ奴、みたいに思えちゃう

あれがなければ、
「打ち切り系の終わり方で、全然説明ないけど、
 きっと、この結末は不幸中の幸いというか、エルシィの本意じゃなかったのかもしれん。
 ホラ、よくある『本当はコロしたくなかったけど死なせてしまったキャラが、
 最終回のエンディングで(転生したり奇跡的に助かったりで)
 穏やかに暮らしているのがちらりと見える』みたいな感じのエンディング。
 代表作はちょっとズレるけど鉄人兵団のリルルやFFTのラムザとか。
 それ。しょーがなかったんや」。

で、
>(個人的には、4コマとかでハクアとエルシィが出くわすシーンとかを見たかったですけども。)
これだよこれ。ほしかったのは。まさに後者の定番シーンだから、これ入れれば、
特に説明ないけど、前述の後者みたいな系統ですよ、と暗に示したみたいになって納得できたんや。

挑戦王者 さんのコメント...

「自棄のやん八日焼けの茄子」

この台詞はあの有名にて尚且つ大方の人が名作と謳う『男はつらいよ』シリーズ中の車寅次郎の口上にある台詞です。
若しかしたら、この台詞が著作権問題を生んだ可能性がありますね。
一般的には"自棄のやん八"位でしか知られていないでしょう。

その車寅次郎の膝下より。

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